今回は、立山に行ったことがない人でも最高に満喫できる夏の王道コースをご紹介。
「いままで3000ｍ級の山に登ったことがなくて心配。。。」
「山小屋に泊まってゆったりと登山を楽しみたいんだけど、どうすればいいのかわからない。」
私も同じく、言葉で言い表せられない漠然とした不安がありました
でも、勇気を出して登ってみると、めちゃくちゃ楽しくて大満足♪
↓この記事の内容はこんな感じ↓
写真たっぷりで説明してるので
ぜひ、一緒に登った気分で記事を読み進めてください♪
絶対に行きたくなること間違いなしですよ！！
立山までレッツゴー！！
いえーーーい♪
山岳信仰の聖地：立山とは一体どんなお山？
飛騨山脈の北部に位置する「立山」とは、雄山・大汝山・富士の折立をまとめた総称です。
標高3,015ｍの大汝山が最高峰となります。
立山は、富士山・白山と並んで「日本三霊山」のひとつに数えられていて、
1300年前から山岳信仰が続いています
経験の浅い登山者にとっては、北アルプス入門にピッタリだよ！
今回の登山計画：富山方面から１泊２日で立山三山を周回！
ということで、立山に登る前に登山コースを計画しましょう！
せっかく立山まで行くんだから、名所は全部回りたいわ！
どういう風に歩いたらいいのかしら？
そんな人には、、、僕が名付けた
「1泊2日で巡る立山三山満喫コース」がぴったりだよ！
一番人気の定番コースだね♪
説明していくね！！
- 1日目登山前日
立山駅
ココまでは車で来れます。
この先はケーブルカーとバスを使って室堂ターミナルへ向かいます。室堂ターミナル
▶12時頃に到着する→徒歩10分の室堂山荘にチェックイン室堂ターミナルでランチ＆ショッピング
▶室堂を散策しよう（高所順応）室堂山荘に戻ってディナー
▶明日の天気予報をチェックし、なるべく天気が安定している時間を調べる
▶必要なら、19：00までに朝ごはんをお弁当で準備してもらうようにスタッフさんへ伝える。
▶お弁当にした場合は、ディナー後にお部屋へ持ってきてくれます♪自由時間を満喫♪ 明日の登山に備える。
▶酒を呑んで日の入り＆星空観賞 - 2日目登山当日
室堂山荘 出発
▶ここでチェックアウトになりますが、荷物は預かってくれます。
▶15～25Lほどのザックで必要な物だけ入れて登ることがオススメ☆一の越→雄山頂上
▶山荘が営業してる時は、トイレ使用可能
→売店もあって飲料も買えます！
▶次のトイレは、大汝山付近の休憩所。
▶雄山頂上でお弁当を食べる予定大汝山→富士の折立→雷鳥沢キャンプ場
▶大汝休憩所には売店＆トイレあり（有料：200円）
▶雷鳥沢キャンプ場にもトイレあり（有料：200円）
雷鳥沢キャンプ場→エンマ台→みくりが池→室堂山荘
▶室堂山荘に戻る道のりで長めの階段あり。体力を温存しておこう。
▶立山一番の名物「みくりが池」は1日目or2日目の早朝に観賞してもGOOD！室堂山荘で荷物を回収
▶乾燥室などに忘れ物がないように気を付ける
▶駐車場がある立山駅までの最終便に乗り遅れないようにする
▶行きと同様、バス＆ケーブルカーで立山駅まで戻る立山駅 ゴール！！
初心者はココ！ 準備不要な「室堂山荘」を予約しよう！
立山三山はこんな感じで登るよ！！
ザックリはわかったわ。
計画はコレでよさそうだけど、
山荘なんて使ったことないわ。。。
どうすればいいのかしら？
そうだよね、山荘って聞くとちょっと不安だよね。。。
でも、室堂山荘はビジネスホテルを利用するのと変わらないから安心して♪
まぁ、、、心配だけど予約方法を教えて！
予約方法：公式サイトから予約しよう！
前提：予定宿泊日まで３日以内の場合はお電話で予約を取りましょー！
まずは室堂山荘の公式サイトにアクセスする
▶立山室堂山荘 (murodou.co.jp)
まずは、空室状況を確認します。
ちなみに、個室は追加料金なしです！（神！）
「予約フォーム」をタッチすると、下のような画面が出ます
必要事項を入力しましょう
→確認ボタンを押して、送信まで完了させましょう
ちゃんと送信ができれば、入力したメールアドレスに返信が来ます
私の場合は、当日中に返信がありましたが、
3日ほどかかることもあるそうです。
→もし3日過ぎても返信がないときは、室堂山荘にお電話してみましょう
室堂山荘の電話番号：076-463-1228
コレで予約は完了だよ！！
おつかれさま～～♪
ここまで来たら、あとは立山登山に向けての準備だけね♡
楽しみすぎる！！♪
ウェア選び：心配が消えるくらいにいっぱい持っていこう！！
あとの問題は、ウェアよ。。。
登山する時はもちろん、山荘でどんな格好をすればいいのかわからないし。
何を持っていけばいいのかしら？？？
そうだよね、一番の悩みどころだよね。。。
僕が教えてあげるね！
前提として、平地の気温が30℃以上の季節でお話しています
初心者が唯一高山を登ることができるシーズンです
それでも夜は冷えます。
だから、寒さ対策は必要なんです！
▼実際に私たちが行った日のウェザーニュースです▼
あとは、普段の旅行と同じように下着や服の着替えを持っていくだけだよ♪
室堂山荘だったら天然温泉に入れるから、
普段使うバスタオルや必要なアメニティを持っていきましょーーネ！
シャンプー類はちゃんと設置されてるから安心よ！
乾燥室もあるし綿のバスタオルでも大丈夫よ♡
もしバスタオルがかさばるのが嫌な人は、
おすすめのタオルがあるからこの記事も見てね♪
実際に行ってきた！！
準備、お疲れさま～～～♪
あとは立山に向かうのみ！！
ここまで準備したら大丈夫ね♪
体調に気を付けて、楽しみましょう～～♡
1日目（2024年９月３日）
駐車場に到着！！
トイレが近くて人気のあるP1駐車場にすんなり停めれました！
※土日祝は駐車場争いが激しいそうです。。。
荷物をまとめて出発します！
P1駐車場から立山駅までは徒歩3分。
きっぷ売り場で立山駅～室堂ターミナルの往復券を買いましょーー！
時間が来たら、ケーブルカーに乗り込みます
ケーブルカーの終着駅「美女平」までは約7分。
美女平に着いて降りたらすぐ、スタッフさんがバス乗り場の案内をしてくれています
誰でも問題なく室堂行きのバスに乗れますよ♪
実はこのバス、名所を通るときに一時停止したりゆっくり走るんだ！
晴れてたら最高のサービスだよね！
この日はガスってるけど。。。笑
ある意味、ガスってる光景も神秘的できれいだったわ～～♡
帰り、晴れると良いわよね♪
そんな感じでバスに乗ってから約50分。
室堂駅に到着！
夏休みシーズンも過ぎた平日なのに、思ってたより人は多め！
駅から外に出ると、、、
立山がお出迎え！！
せっかくなんで、お水を汲んでから山荘に向かいます
めっちゃ冷たくって美味しかったよ～～♪
浄水器とかもなしでゴクゴク飲めるよ！
わたしは、お山の水はお腹が緩くなるからスルーで！
でも、みんな美味しそうに飲んでたからうらやましいわーー♡
徒歩10分くらいで着きます
この辺の室堂平は、登山道ではなく整備バッチリな道になっています
観光客でも安心して歩けるレベルですよ♪
登山靴じゃなくてスニーカーとか運動靴で山荘まで来てもいいかもね♪
登山靴が荷物になっちゃうけど、そこは人それぞれだね～～
あとは追加情報だけど、、、山荘にはみんなで使うクロックスも４着くらいあるわ♪
夕日の時間は早い者勝ちになっちゃうから、
自分用にサンダルとかクロックスを持ってきたら快適よ♡
お部屋は個室。
十分広くて、めっちゃキレイでした♪
お部屋にトイレはないけど、山荘内には清潔な水洗トイレがいっぱい！
ちょーーー快適！！
まだ時間も早いので、荷物を置いて散策に行きます♪
いっぱい食べました！！笑
しかも、幻の豚まんもペロリ♪
お土産は一日目に買う方が良いよ！！
時間に余裕のある登山を楽しもう♪
わたしたちの時は、最終便が16：20だったから
慌ててお土産を買ってる人も居たわよね！
事前に買っときましょう♪
18：00 日が沈んできた
山荘前のイスに座って観賞！
最高にきれいだった♪
18：30から夜ご飯！
唐揚げ定食でした♪（キャベツでから揚げが見えてない。。。）
☆ごはん、お味噌汁がお替わり自由ですよーーー♪
お部屋に戻ったらお酒タイム！！
地ビールもサイコーでした♪
星空は、天の川も見えてて感激しました！！
立派な機材がなくて写真に収めれなかったけど、
良い想い出になりました♪
朝ごはんを食べていくこともできますが、
時間は6時から。（夏季の場合）
わたしたちはもっと早く出発したかったので、お弁当にしました！
お弁当の受け取りは19：30前後にお部屋へ持ってきてくれますよ☆
あとは、汲んできた湧き水にアミノバイタルを入れて準備OK！！
しっかり寝ます。おやすみなさーーーい。。。
（マダムにゃんは山の水が飲めないので、別に飲料を１ℓほどもってきています）
２日目（2024年９月４日）
おはようございます♪
おはよーーー！
身支度が完了したら、荷物を預けに行こーーー！
ということで、、、しゅっぱ～～つ！！
まずはヤマップで確認！
はじめは歩きやすい道を歩いていきます
ちょっとガスってます。。。
しばらく歩くと、ガスから抜けた
後ろを振り向くと、圧巻の雲海！！
山頂が楽しみ♪
室堂が澄んできました♪
すごく心地いいです！
山頂にある雄山神社の社務所が見えてきた！
あともうちょっと！！
やっと着いた～～～！！
初めて3000ｍ級のお山に登頂♪
雲海からピョン！って頭を出してるお山さんたちも美しいわ～～♡
最高の絶景を見れて、大満足だわ♪
雄山神社からの景色もチョーー最高！！
記念写真をたっぷり撮った後は、山荘で作ってもらったお弁当♪
こんな絶景に包まれてさわやかに食べる朝ごはんは、すっごく美味しかったです！
さぁ、ココからは稜線上を大汝山と富士の折立を歩いていくよ♪
標高差は少ないからしんどくはないよ
でも、ガレ場だから慎重に歩いていこうね！
きれいな景色を見ながらお散歩できるのね♪
楽しみだわ～～～♡
大汝山の頂上に登る最後の道がちょいと危険です。
ですが、足場はしっかりしているので足元を確認しながら登りましょう！
大汝山頂上の近くにある休憩所。
ごはんを食べれたり、冷たい飲料を買うことができます
営業中だとトイレをお借りできます
（※有料：1回200円）
トイレの使い方を丁寧に掲示してくれてるよ♪
立山の自然環境を守らないとね！
とても清潔で使いやすかったわ♡
稜線上から見える室堂平がキレイ♪
この白いのは雪？
（詳しくないからわかりません。笑）
富士の折立への道標が出てきました！
ルートは自由です。
人それぞれ登りやすそうなところから登っていました
私たち的には、左図の白い線が登りやすいと思いますよ☆
（下りで使った感じ、比較的安全だと感じました）
右の写真の所が怖かった。。。
他の人たちも怖がりながら通過してたね！
高度感をマジマジと感じたわ。。。
でも一回通ると慣れるもんだけどね♪
富士の折立から下って正規ルートに戻ってきたら、あとはひたすら下るのみ！
大走りルートは岩や石がゴロゴロしてて気を抜くと転倒に繋がります
時間をかけて慎重に下りましょう！
ようやく雷鳥沢キャンプ場に到着しました。。。
結構、疲れた。。。(笑)
ここからはエンマ台＆みくりが池に立ち寄ってから山荘に戻ります♪
地味～～にキャンプ場からエンマ台までの階段がキツイ！！
無事に下山できた安心感もあって、すっごく長く感じた。。
室堂山荘に帰ってきました！！
おつかれさーーーん！！
最後に、山荘前の広場で残った食料でランチ♪
山荘の受付に行って、荷物を受け取り。
乾燥室で乾かしてるタオルも回収したら、駐車場まで帰りましょう～～～！
帰り方は、行きと同じ道です。
往復券を使って、バス→ケーブルカーに乗って駐車場のある立山駅を目指します
無事に帰ってきたね～～～♪
おつかれさま～～！
おつかれさま～～～♪
とても楽しかったわ！
ありがとねーーー♡
おすすめ度：★★★★★ 全登山者が登るべき！！
今回登ってきた「立山」
おすすめ度は★★★★★です！！
登る前は、「交通費、ちょっと高いなぁ。」と思っていました。
でも、行ってみればこの値段も納得♪
立山の大自然を守りながら登山者にとって快適な環境を提供してくれている。
2500ｍを超える室堂で両方を叶えることは、簡単ではありません。
山の魅力をたっぷり教えてくれる立山へのお礼だと思えば、この金額は安いかもしれませんネ♪
最後にQ&Aコーナー
立山はしっかりと矢印を表記してくれているので、迷う可能性は少ないですよ♪
立山三山への登山を考えているなら、室堂がスタート地点になります。
室堂には、みくりが池やみくりが池温泉、エンマ台があります。
運が良ければライチョウにも会えますよ☆
みくりが池周辺の散策なら、1時間くらい♪
▼全体のマップはこんな感じ▼
富山県側から「黒部ダム」に行くには、一旦室堂を通過する必要はありますが、
交通機関を利用すれば観光可能ですよ♪
詳しくは公式サイトで確認！⇒黒部ダムを見る・楽しむ｜観光情報｜黒部ダムオフィシャルサイト (kurobe-dam.com)
室堂山荘で1泊2食付きで予約していれば、登山の時にパクっと食べる行動食だけで十分！
ですが、室堂周辺で売っている食料・飲料は高いので、コスト面を考えるなら準備しておくことをオススメします☆
荷物は山荘で預けられるので、自分が不安にならないくらい持っていきましょう！
▼とびたいいぬ（男）の場合は、こんな感じ▼
・登山時に使うウェア一式
・寝る用の気軽な服（登山終わりに着替えで使える服）
・パンツ1着＋靴下2着←履き替えるように多めに持ってます。
という感じで、普段の1泊2日とだいたい一緒です(笑)
あまり考えすぎなくていいと思いますよーーー♪
室堂山荘を含んだ室堂ターミナル周辺は、キャッシュレス決済で過ごせます。
ですが、雷鳥沢キャンプ場や大汝休憩所などのトイレや飲料は現金のみです（一回：200円）
100円玉多めで1人1000～2000円くらいあると十分でしょう！
※現地で両替はできないので注意！
雄山頂上の社務所でTシャツやバッジ、御朱印、お守りなどを購入できます。
もちろん現金払いですよーーー！
▼淡い記憶ですが、税込3300円くらいだった気がします▼
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